子供のころの不思議な思い出

一般的にパワースポットと言うと、有名な自社や景勝地など「いかにもパワーが溢れていそうな場所」を思い浮かべる方がほとんどでしょう。
実際に、こういった場所は多くの人にパワースポットと呼ばれ、連日多くの人で賑わっています。

このような一般的なパワースポットにももちろん効果はあるでしょう。なので、各地のパワースポット巡りをするのも決して悪いことではありません。むしろ、あなたに良い効果をもたらしてくれることでしょう。

しかし、パワースポットの中には特定の人にだけ、不思議なパワーを与えてくれる場所があるとも言われています。なので、きっとあなただけのパワースポットだってあるのです。

自分だけのパワースポット…なんていきなり言われても思い当たることはない…そんな方も多いかもしれません。ですが、誰もが幼いころにちょっとだけ不思議な体験をしたことはありませんか?もしかすると、その舞台となった場所があなたにとってもパワースポットかもしれません。

また、はじめてやってきた場所のはずなのに、なぜか懐かしい感じがしたり、温かい気持ちになったのであれば、そこが何でもない場所であっても、あなただけのパワースポットかもしれません。

ここでは筆者だけのパワースポットをご紹介したいと思います。

◆子供のころの不思議な体験を思い出して

筆者も子供のころ、不思議な体験を何度かしました。その中でも特によく覚えているのが、不思議な女の子と出会った日のことです。 その日は春先のとても天気のいい日でした。私は家族で父方の祖父母を訪ねて、田舎の実家に行きました。実家とは言っても、幼かった筆者にとってはただの古い田舎の家です。特におもしろいことがあるわけでもありません。 家にいても退屈なだけですので、外に出て、何か変わった虫やヘビなどでもいないかと、田んぼの周りをぶらついていた時のことです。周囲には民家もほとんどなく、人影はなかったはずです。それなのに、背後から女の子の声が聞こえたのです。 驚いて振り返ると、そこには赤いワンピースを着た女の子がいました。当時の筆者と同じくらいの年齢に見えました。

当時の筆者は、とても人見知りが激しく、同年代の子供とは言っても初対面の人とまともに話すことはできませんでした。それなのに、不思議と彼女と「話をしたい」と思ったのです。
具体的に何と声をかけたのかは覚えていません。多分、「どこに住んでるの?」とか「何歳?」とかそんなものだと思います。彼女は私の問いかけに応えてくれました。そして、彼女からもいくつかの質問をされたと思います。こちらもまた、他愛のないものだったと思います。

少し話をするとすぐに筆者はその女の子と意気投合しました。

筆者は実家とは言っても年に数回やってくる程度でしたので、ほとんどその周辺のことを知りませんでした。女の子はそんな私をいろんな場所に案内してくれました。
たくさんの魚が泳ぐ小川や、大きな水車、もう使われていない古い煙突のついた窯のある空き地…これまでに見たことのない場所ばかりで、とても楽しかったのを覚えています。


ただ楽しかっただけでなく、退屈なだけだった実家の周りではじめての友達ができたことも、当時の筆者には嬉しいことでした。

ですが、その女の子は実在しなかったのです。

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